うつ状態の時、気合が足りないといわれた|双極性障害のお仕事体験談

顔、にっこり

お持ちの障がい、ご病気を教えてください

双極性障害・自律神経失調症・慢性疲労症候群

どのような場所で働かれたことがありますか

その他

どのサービス、企業で働かれましたか

知り合いの会社の事務のお手伝いをしたり、派遣に登録し短期のアルバイトで働いていました。

働く上でお困りになったことはなんですか?

うつ状態になった時、「気合が足りない、根性が足りない」と言われた時は精神的に辛かったです。

朝起きたときに、体が重くて動けなくても出勤しないといけないことや、勝手に涙が出るなどの情緒不安定や過呼吸を隠して働くことが一番困ったことです。

お困りになったことに対して、どのような工夫をされましたか?

ひたすら我慢しました。心療内科に通院して精神安定剤や睡眠薬を飲んだり、本当に起き上がることも出来ない時は「風邪をひいてしまいました」とウソをついて休んだりしていました。本当に限界だと感じたので、退職させてほしいとお願いし、治療に専念しています。

周囲の方はどのように支援を受けましたか?

仕事関係ではほとんど全く支援はしてもらえませんでした。精神疾患という言葉を出すことも出来ませんでした。主人は病気のことには多少理解はありましたが、家事と仕事の両方を頑張ってしまい、限界が来た時にやっと理解してもらい、体が思うように動けなくなったときは多少の家事は手伝ってくれるようになりました。

自分と同じ障害、お仕事をお持ちの方にオススメの職業、働き方、またはオススメしない職業、働き方を教えてください。

フルタイムでの働き方や一番人と接する、接客業はおすすめできません。

自分のペースで働くことが出来る在宅ワークが適しているかなと思います。

これからお仕事探しをされる方にアドバイスをお願い致します

双極性障害の場合、躁状態と鬱状態を繰り返します。一番怖いのが躁状態の時です。調子がとても良くなり、フルタイムで働こうと動いてしまい、その反動で余計に鬱が悪化してしまいます。躁状態の時は、無理をしないという言葉が理解できなくなってしまいがちですが、冷静になり同じ病気を抱えている人に相談したり、体験談を聞いたり、鬱状態になり動けなくなった時のことも考えながら、無理をしない範囲で仕事を探すのも大事ですし、自分の体や心を大事にするのが一番だと思います。

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